トゥデイJA5
E07APGM−FIタイミングベルト交換編
まあコツとしてはタイミングベルトカバー脱着に邪魔なパーツをとにかく外すことです。
めんどくさがってどうにかやろうなんて思ってはいけません余計に時間が掛かるだけですよ!




まずはフロントバンパー、オルタネーター、パワステポンプを外します。パワステポンプはリザーバータンクのオイルを抜いて下側のホースを外します。
外したポンプは邪魔なのでバッテリーの方へ寄せておきます。オイルが垂れると掃除が大変なのでタンクと外したホースを繋げておきます。






パワステポンプを外すとクランクプーリーが良く見えるようになりました。





左ヘッドライトの後ろにあるエンジンマウントを外します。もちろんエンジンは落ち込むので下からジャッキなどで支えます。



クランクプーリーを外します。
トゥデイシリーズはクランクボルトを外しません、ボルトの周りのプーリーを留めているボルト4本を外します。
コレが大変なんですクランクが回らない様に抑えながらボルト4本を外していきます。
って『出来るかっ!』って感じなんですがどうにかやります。
技研の人やってみ!



シリンダーヘッドカバーを外します。
うぁ〜〜〜スラッジが付いてる〜〜
オイル管理良くなかった典型的な状態ですね。
困ったものです。まあこの位なら今後のオイル管理をすれば不具合は出ないでしょうけど。
注)間違っても焦ってオイルフラッシングは厳禁ですよ!汚れが一気に剥がれて詰まりますよ!経験者は語る!




タイミングベルトアッパーロアーカバーを外して、一番シリンダーを圧縮上支点に合わせてからタイミングベルトを外します。
ロアーカバーはフレーム等に当り外し難いですがエンジンを支えているジャッキで多少上下出来ますからうまく逃がして外します。



アイドルプーリーとテンションプーリー、テンションプーリースプリングを交換して、タイミングがズレない様に慎重にタイミングベルトを張ります。
今回はウォーターポンプはガタも無く水漏れも無いので交換しません。
最後にベルトの張り調整をして交換は完了!
あとは逆の手順で復元です。




シリンダーヘッドカバーのパッキン一式を交換します。
古いのはカチカチになってましたよ。
ちょっと時間があったのでヘッドカバーの裏側を灯油で洗ってみました、コレでもかなり汚れ落としたんですが.........
きりが無いんでこのくらいで......




すべてが復元できてエンジン始動!
タイミングをチェックして完成!
最後にベルト交換シールを貼り付けてっと!



おまけ!

車検の時に乗っていてアクセルオフして慣性走行すると『んーーーー』って音が気になったのでリヤデフの音かもって事でついでに交換してみました。
ちょうどなぜかハイポイドギヤオイルがあるし(なぜ?)

あ〜〜ギヤオイルは臭いな〜〜